小学校の先生は広く浅く、中学校の先生の狭く深く
子どもたちにとっては専門家に習うことはとてもよい経験になります。特に音楽や図工、体育などの技能教科は、専門家ならではの指導が魅力です。そして、専門家だけに、ほめれもらえるとさらにやる気になります。
本校にも西中の音楽の先生をお招きしました。
学芸会の合唱指導です。子どもたちの歌声は、当日聞いていただいた通りです。
学芸会当日1週間前の練習です。子どもたちは、歌詞を覚え、声も出るようになってから、さらに上を目指します。
さあ、音楽の専門家、中学校の先生の登場です。
1回、歌ってみてください。
中学校の先生に促され、歌ってみます。
私からすると、気持ちが歌に乗り、聞いていて気持ちいい歌声です。
高学年男子の声もしっかり聞こえます。
歌い終わったら、専門家からの感想
声が美しいですね。嬉しい気持ちになりました。聴いている人は感動すると思います。
決して、悪いことはいいません。
これから、指導するうえで、子どもの心に言葉を届けるためです。
最初から嫌なことをいう人の指導は、子どもも受けたくないですから。
さあ、さらに良くするために専門家は、こう言いました。
2つのパートに分かれるところの音量を合わせるところを練習しましょう。
2つのパートに分かれるところから声の出し方を確認し、伸ばすことや音量を調整します。そして、この調整が全体を変化させます。この辺が、専門家のすごさです。
専門家の指導を受けてから、子どもの歌声がさらによくなったことは、言うまでもありません。
そして、この練習を受けて、小学校の先生が丁寧に指導することで当日の歌声に仕上がりました。
小中連携のよさでした。
