学校だよりNo.4(6月20日発行)で、ランドセルにつけられたキーホルダーを外して下さいとお願いしました。お気に入りのキーホルダーの紛失や破損により、トラブルになることがあるからです。(もちろん、命を守るための防犯ブザーや熊よけの鈴など防犯、安全に関するものは、つけてよいです)
いい機会でしたので、ランドセルにキーホルダーをつけない方がよい理由を調べてみますと、以下のような理由もありました。
西興部村では、当てはまらないものもありますが、紹介します。
1 交通事故の危険性がある
ランドセルにぶら下がったキーホルダーが、自転車や車のミラーなどに引っかかってしまう可能性があります。もし引っかかってしまったら、転倒したり、大きな事故につながったりする危険性があります。特に、通学路で交通量の多い場所や、見通しの悪い交差点などでは、思わぬ事故に巻き込まれるリスクが高まります。
2 防犯上の危険性がある
キーホルダーが目立つと、不審者の目につきやすくなる可能性があります。ランドセルにキャラクターのキーホルダーがたくさんついていると、お子さんの個人情報や持ち物を示すサインになってしまうことも考えられます。また、キーホルダーが引っ張られたり、ランドセルごと狙われたりするきっかけになることも考えられます。
3 他の児童とのトラブルの原因になる
キーホルダーが他の児童の服や持ち物に引っかかって、破れてしまったり、傷つけてしまったりする可能性があります。また、キーホルダーの取り合いになったり、キーホルダーの有無で仲間はずれのようなことが起きたりする可能性もゼロではありません。
学校としては、西小のきまりに「学習に関係ないものはもってこないようにしよう」とあるのに、「キーホルダーくらい、まあ、いいか」となることを心配しています。大人にとっては、堅苦しい話ですが、子どもにとって、きまりは少しくらい守らなくてもいいという感覚になってしまいます。そして、この感覚は、大げさに言うと、大人の言うことは、聞かなくていいという感覚となります。そうすると、自分勝手な行動が増え、学校生活に秩序がなくなり、みんなが楽しくない学校になってしまいます。
たかが、キーホルダーですが、子どものためにキーホルダーを見逃さない学校でありたいと考えています。